ムクドリは1年を通して日本全国で活動しており、フンや尿、騒音などで被害をもたらします。群れで行動することが多く、日常生活に支障を来す方も少なくありません。森が減少していることから近年では生活圏が市街地にまで及んでおり、年々被害が拡大していると言われています。

 

ムクドリは鳥獣保護管理法にて保護されているので、むやみに駆除することはできません。駆除が必要な場合は許可を得るもしくは業者への依頼が必要です。ムクドリの巣の駆除にかかる費用の相場は以下ようになっています。

 

 

また、ムクドリは雨戸をしまう戸袋に巣を作ることがあり、対処できずに撤去を依頼する方も多いです。ムクドリの被害に悩んでいて、駆除を希望している方は地域密着の便利屋「クリーンアップ」にお任せください。

 

ムクドリ駆除は1回のみでは成功しません。そのため、業者に依頼する際はアフターフォローが重要です。料金設定は業者による違いはもちろんですが、保証の内容などによっても異なります。

 

希望内容によっても料金設定は異なるので、打ち合わせをした上で見積りを依頼しましょう。なお、ムクドリは追い払ったとしても再来する可能性があるので、保障内容についても検討することが大切です。

ムクドリが群れで発生し、被害が生じて悩んでいる方は多いです。ムクドリによる被害について解説します。

 

糞や尿による被害

ムクドリは群れで生活するので、フンや尿の被害が大きくなりやすいです。ムクドリのフンや尿の処理には自治体も困惑するケースが多いです。また、近くに住んでいる場合は洗濯物や車が被害を受けたりベランダにフンがたまったりと様々なトラブルがあります。

 

鳴き声による騒音被害

ムクドリの鳴き声は大きいので群れで一斉に鳴くと音量が大きくなります。長時間鳴き続ける習性があるので日常生活に影響します。

 

農作物や家庭菜園の被害

ムクドリは農作物や家庭菜園を荒らすのが悩みの種です。収獲間近の農作物が荒らされると被害が大きくなります。

 

感染症やアレルギー被害

ムクドリのフンや尿には細菌が含まれていますし、巣にもダニや細菌がいるので感染症やアレルギーを引き起こすことがあります。

ムクドリの被害を受けている場合、対策しておくことで被害を緩和できます。自力でできるムクドリ対策をご紹介します。

 

防鳥ネットを使用する

ムクドリ被害を抑えるには防鳥ネットを使用するのが効果的です。ムクドリが発生する場所に防鳥ネットを設置すると、農作物の被害などを抑えられます。ただし、強度が弱いとムクドリにさかれる可能性があります。

 

電気ショックを仕掛ける

ムクドリ対策として、電気ショックを仕掛けるのも効果的です。微量の電流なので、鳥獣管理保護法に触れないのがポイントです。簡単なアイテムで仕掛けられるので、素人でも対応しやすいです。その他、ムクドリがこないよう剣山を設置するなどの方法もあります。

 

木や枝を取り除く

木や枝があるとムクドリが巣を作りやすいので、そのようなものを撤去するのも手段です。ムクドリの居場所を撤去することでムクドリを追い払うことができます。

 

忌避グッズを使用する

ムクドリの嫌いな音を発するものなど、忌避グッズを使用するのも効果的です。しかし、ムクドリが慣れると効果がなくなるので、一時的となるケースもあります。複数準備しておくのがおすすめです。

 

音で追いはらう

ムクドリは音で追い払うのも手段です。ムクドリのみならず、その他の鳥にも効果的です。周辺住民への配慮も必要です。

 

光で追い払う

ムクドリは光の反射を嫌うので、CDなどギラギラしたものを置いておくのも手段です。慣れたら効果がなくなることもありますが、一定の効果を得られます。

ムクドリの被害にあっているとしても、許可なく捕まえたり駆除したりすることはできません。卵の撤去も同様です。鳥獣保護管理法違反とみなされると、罰せられる可能性があります。1年以下の懲役又は100万円以下の罰金となるので注意が必要です。

 

ただし、広島市では正当な理由がある場合、捕獲することが可能です。広島市の許可申請相談先は以下のようになっています。